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ごあいさつ
社会のデジタル化が急速に進展しています。大規模言語モデル・生成AI・XR技術などのイノベーションやモバイルネットワークの進展、データ利活用の高度化などが、少し前までは思いもよらなかったような変革を社会に引き起こそうとしています。また、先端的なIT・デジタル技術は、地球環境問題を始めとする多くの社会課題に対して各種の解決策そして新しい社会の在り方を提起しつつあります。さらに、これら社会のデジタル化は、新型コロナウイルスのパンデミック等の影響もあり、「働くこと」を含む個人生活に大きな変化をもたらし、個人の価値観や組織・社会の規範さらには個人と社会・組織の関係性にまで変容を生起しつつあります。
東北のＩＴ事業者としては、ＩＴ・デジタル技術はこれからのすべての産業そして社会全体の基盤であり、情報サービス産業には社会のデジタル化をあるべき方向に向け推進する使命があることを強く認識し、その責任を全うすべく、今後とも東北地域の業界を挙げて取り組み、最先端技術、スキルを獲得して今後の顧客の思いに応えていくことが必要です。
ＴｉＳＡは東北地域を対象とした情報サービス産業団体として、２０２１年度には３５年目を迎えました。東北６県の各情報産業協会の活動とは異なり、ＴｉＳＡならではの役割を担い、関係諸団体との連携を進めながら、皆さまへの情報提供や交流事業を強化していきたいと思っております。引続きご支援・ご協力をお願いいたします。
東北地域情報サービス産業懇談会
会長 八代 浩久